2010年1月7日

正規時間外の取立ては禁止

貸金業法の改正で、借金を抱えている債務者への苛酷な取立ては全面的にタブーとなりました。

この貸金業法を守っていない貸金業者は、悪徳業者とみなしても構わないと言えます。

また、中には、大手でもこういった取立てを未だにしているところもありますから、油断は禁物です。

何かあればすぐに専門家を頼るくらいの心構えでいる方が良いでしょう。


悪徳業者がよく行う取立て方法としては、保険金を使って返済するよう示唆するというものです。

よくドラマなどで、生命保険を使って借金を返済するシーンがありますが、実際にそうするよう直接は言わないまでも、それを示唆するような内容であれば、現貸金業法ではアウトです。

その内容から十分にその意図を感じられる言葉を向けられた場合は、専門家にその旨を伝えるようにしましょう。


また、取立てを行う時刻に関しても、貸金業法ではしっかり定められています。

午前8時から、午後9時までの間です。

つまり、午後9時から午前8時(21:00?8:00)の間の夜間においては、借金の取り立ては全面的に認められていないという事です。

にもかかわらず、夜間に債務者の元を訪れているのは、例え『取立てが目的じゃない』と主張してもアウトです。

電話やメールに関しても駄目です。

基本的に、夜の9時以降に何かしらのコンタクトがあった時点で、相手は違法な行為をしているとみなして構いません。

その場合は、専門家へ連絡して止めさせてもらうようにしましょう。